top of page

 スフィンクスの歴史

 

  

 

 

 

 

 

 

 

 毛の無い猫の存在は古くから世界中で伝えられており、古代アステカやエジプトなどで記録が残っています。しかし長らく毛の無い猫の存在はスポットライトを浴びる事はありませんでした。現代の無毛の猫の代表的な種「スフィンクス」は、1966年、カナダのトロントで礎となる最初の仔猫が誕生しました。親猫は毛のある猫でしたが、子猫の中に1匹だけ無毛の個体があり、その猫をきっかけとしてヨーロッパと北アメリカのブリーダーにより無毛の猫の繁殖が続けられ、30年以上かけて品種としての固定化に成功しました。

 当初は「カナディアン・ヘアレス」と呼ばれていましたが、古代エジプトの猫の像に姿が似ている事から、スフィンクスと名付けられました。スフィンクスの無毛は人為的な交配の結果ではなく、自然の力によって生み出された偶然の産物です。また遺伝疾患を防ぐために近親交配を避け、長期・計画的な異種交配による繁殖が行われてきた結果、健康や遺伝的問題が少なく、非常に頑健な品種となりました。長寿の猫としてギネスブックに載ったオスのスフィンクスは、34歳2ヶ月と大変長寿でした。

  スフィンクスの紹介

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 スフィンクスは実際には完全な無毛ではありません。全身に細く短い産毛が生えており、手触りはスウェードや温かい桃を撫でた感触と例えられます。また手足の先やしっぽなどに一部毛が生える事もあります。仔猫の頃に生えていた毛は、大きくなるにつれ大半は抜け落ちていきます。

 大きさは中型サイズに分類され、成猫で体重3.5~7キロになります。レモン型の大きな目、広い額に、巨大な耳が特徴です。筋肉質な体躯で胸は厚く、お腹は丸く膨らんでいます。身体中に皺があり、尻尾は長く鞭のようにしなやかです。色・模様は猫に存在するほとんど全てのバリエーションがあります。

 性格は飼い主に対し愛情深く献身的で、積極的な交流を好みます。社交的で人見知りもなく、初対面の人とも懐っこく接し、他の猫や犬などの別の種との共存も可能です。それゆえに「スフィンクスは猿と犬と猫で作られている」と評される事があります。非常に賢いのでしつけも容易です。

CATTERY東京猫又はTICA
(The International Cat Association)
登録ブリーダーです

スフィンクスブリーダー​

0
bottom of page